CONTENTS


ワクチン一覧へ

■ 輸入A型肝炎・B型肝炎混合ワクチン(Twinrix)


A型肝炎B型肝炎ワクチンはともに海外渡航の際に必要性の高いワクチンです。このため、A型肝炎ワクチンB型肝炎ワクチンは同時に接種されることが多く、海外では両方のワクチンが一つになったA型肝炎・B型肝炎ワクチンが広く利用されています。このワクチンを用いることにより、それぞれを別々に接種する場合に比べ、接種する回数が少なくて済みます。


【製造・販売】
GSK社(Glxo smithkline社)

【接種スケジュールと接種方法】
・接種年齢:1歳以上
・接種量:1歳~15歳:0.5cc 
16歳以上:1.0ccを筋肉注射
・通常の接種スケジュール
初回接種を0日として①0日、②1か月③6か月の3回接種
・渡航まで時間のない場合(16歳以上のみ)
初回接種を0日として①0日、②7日、③21~30日、④1年の4回接種

【効果】
別々に接種した場合と抗体陽転率はほぼ同等です。10年以上有効と言われています。

【副作用】
接種部位の疼痛・発赤、頭痛、倦怠感などで重大な副作用は極めてまれです。

【禁忌】
これまでにA型肝炎B型肝炎混合ワクチン、他のA型肝炎ワクチン、またはB型肝炎ワクチン、ワクチン成分である酵母と、抗生剤ネオマイシンの投与により重症のアレルギー反応が出たことがある場合には接種は禁忌